テリアと暮らす日々のかけら

人とお犬の健康うかがい

犬の婦人科系疾患

今日は気分が塞いでおります。

我が家の年老いたお嬢さまが病気だったからです。

発見したのは私ですが

・陰部から粘液が出る(膿んではいない、まだ透明)

・やたら水を飲む(正常なら1日犬は体重1㎏あたり40ml)

これは‥‥

子宮蓄膿症ではないだろうか?

仕事は体調不良ってことにして有休使って昼から休み

評判が良くて行ってみたかった、獣医さんへ検査に行きました。

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検査を病院内でしているので 当日(待つけど)結果を説明してくれます。

やはり、血液検査の炎症反応、白血球数がしっかり上がってるし

レントゲンでは分からないけど、エコーでは子宮の腫れが見える。

こんな時は自分が検査技師でよかったと思います。

心臓が大きめだし、肝臓にムラがあるし、胆囊に胆泥があるし

先生と話も通じやすい。

心臓エコーまでしっかりみて 麻酔も大丈夫だと。

もろもろのちょっとの問題は加齢によるものであろうし

直ぐにどうこうってモノではない。

しかし子宮蓄膿症はダメなのだ。

悪化すると子宮の中に膿みがドンドン溜まっていって破裂でもしたら

腹膜炎で死んでしまう。

根治治療は手術のみ。

おまけに乳腺に出来物が3つもあって これは気がつかなかった。

犬の乳腺はお腹に縦2列で 前足の脇から後足の付け根まで長いです。

1列ずつ全部つながってます。

 

今日なら直ぐ手術出来ると言って下さったのですが

即日で手術代が用意出来ないので 一旦戻りました。

 

犬のオペ代いくらだと思いますか?

この病院は良心的で 

子宮と乳腺腫瘍摘出の両方と、3日入院・術後検査含めて約23万円です。

普通なら子宮蓄膿症だけでもこの値段は妥当でしょう。

一桁でやる医院もあるけど含まれる内容が少ないのだと思います。

 

もちろん直ぐに処置してやりたい。

でも事情があってカードは使いたくない。

結局、家族均等に分担で同意が得られました。

そしてありがとう我が妹よ。深く感謝。

子宮蓄膿症。

犬のメスの更年期にとてもなりやすい病気です。

避妊手術の善し悪しは賛否両論ありますが

メスの場合は4才くらいで避妊手術をするべきだと私は思います。

避妊しておけば、100%ならない病気ですからね。

 

明日、改めて手術の予約をとります。