ビーグル犬の出生
暑かったですけど、職場のエアコンが安定せず寒くなり、切ると暑いの繰り返し。
夏が近くなると風景のコントラストがキツいですね。
散歩でスカイツリーが超絶くっきり見えました。
ゴメンなさい、写真撮ってません。
今日は私に犬の面倒くささと素晴しさと子供達に命を教えてくれた
パティちゃんの命日です。
彼女を偲んで犬話でお送りいたします。
ではビーグル犬のご説明をいたしましょう。
あなたは犬が好きですか?
多少なりとも好きならスヌーピーは良くご存知でしょう。
スヌーピーのモデルはビーグル犬です。
垂れた耳、手頃な大きさ、優しい顔つき
極小ペット犬が流行る前には人気のある犬種でした。
ビーグル犬の専門職は何か?
それは、ほとんどの犬と同じく猟です。
猟犬は人間の狩猟の種類ごとに大まかに分かれていて
銃による鳥猟と獣猟です。
獣猟はハウンド犬と呼ばれ
犬の能力によって
[嗅覚] [視力] [聴力]で使い分けられています。
猟りもまだ初期で銃があまり使われなかった頃には
・視力・で獲物を発見し、すかさず追いかけ捕まえるという
視力&走力に優れた犬が重宝されました。
それがサイトハウンド。
すっとした頭でスレンダーな体
グレーハウンド、アフガンハウンド、ボルゾイなんかがそうです。
獲物を仕留めるので体も大きめです。
写真はもちろんショーに出るような犬なのでビューティフルですが
猟犬ならばこんなにピカピカではありません。
次に・嗅覚・の犬。
地面に残る獲物の臭い追い 獲物を追い出すというタイプ。
嗅ぐ地面まわりの臭いを囲って集める為に耳が大きく垂れています。
耳にそんな使い道があるんですねー。
大柄なバセットハンドなどもこの仲間です。
今はもう昔かな 刑事コロンボの愛犬です。
その中で、小振りで集団でウサギ狩りに使われたのがビーグル犬。
ウサギは元の居場所に戻る習性があるので
ビーグル達が追って行き、元の場所で主人が待ち構えるという具合。
もともと集団で行動するので 多頭飼いでも平気。
森の声楽家と言われて アオーンと良く通る声で鳴きます。
ビーグルっていうのはフランス語で”小振り”という意味です。
今はとても小型化されてビーグル内で大小2種類に分類されてます。
丈夫で育て易い犬種です。
そんなビーグルちゃんたち
みんなの共通点があります。
お分かりでしょうか?
それは‥…
尻尾の先は白いということ。
チラチラと尾の先が猟で分かり易いサインになっているのですね〜。
良くそんなに遺伝子を固定したものだと感服いたします。
ビーグルは基本 白黒茶の3色ですが
レモンカラーといって白とベージュの子もいます。
おまけに残りの・聴覚・ハウンド
あまり日本では見かけませんが古代からの犬種ファラオハウンドなどがそうです。
凄いよ〜紀元前3000年からエジプトの壁画に描かれてます。
聴覚嗅覚が素晴しくウサギ猟をしていたそうです。
でも自分を持っているので嫌なことには従わない。
俊足ハウンドたちは
上手く心が通えば、素晴しいアジリティーの選手になるでしょうね。
(アジリティーは犬の障害物競争。人がサインや声で誘導してタイムを競います)
でも普通は訓練性の高い牧羊犬が首位を占めます。
今は犬と人が共に楽しめる競技が増えて
一緒に踊るという競技もあります。
いつか出れたらいいなぁ
では、また。