テリアと暮らす日々のかけら

人とお犬の健康うかがい

地球の磁場と生き物

今日はリクエストによりタコ飯作りました。

手軽に超絶ウマくてびっくり。

枝豆を混ぜたり シラス混ぜたり ネギのせてビール飲んでます。

 

昨日の犬の用足しの向きからの磁場のお話です。

果たして磁場を感じているのか。

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磁場って磁石のN極S極のまわりを砂鉄がグルっと円を描くのを

理科でやったくらいしか 実感がないのですが、

地球は大きい磁石であり 磁石や電流が作り出すのが磁場で

磁石どうしが引いたり反発したりするの力が磁力です。 

磁場って見えないけど方向性を持ち、何重にも重なるバリアみたいなイメージです。

 

動物はこの磁場を自分の位置を知るため(定位)に利用しています。

旅をする蝶や鳥、ミツバチ、クジラなどが良く知られています。

鳥の場合はクチバシが磁場を受ける受容器で右目の網膜で磁場方向を見る

クチバシが羅針盤、目が方位磁針として働きます。

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磁場を感じるのは目の網膜のタンパク質(クリプトクロム)で

生物は広く持っていて なんと人にもあるそうです。

磁気をうける遺伝子と結合すると磁場の方向を向いて整列する。

遠い昔 人にも分かる能力があったのだと思います。

遺伝子がなくなったのかしら。

こっち向かないと何か気持ちが悪いっていう程度でも

大なり小なり動物は磁場が分かるという事でしょう。 

 

見えなくても

人工的に電流で強い磁場を発生させて医療診断に使っています。

MRIがそうです。

電流によって磁場が強い高圧線の付近では小児白血病が多いと言われますが

細胞レベルの実験での裏付けはされてません。

見えないけれど

磁場が強い場所に長くいると 嫌な臭い、音、不快感や痛みを感じたりします。

脳の中に感じる場所があると思われ 体にも影響が出ます。

 

気になるのは地球の磁場が過去100年、一貫して弱くなっているということ。

調べても原因についての記述は無く、自然なことなのかと思いますが。

ただ磁場が弱くなると渡り旅をする生物は確実に減ってしまいます。

生きるサイクルの旅なのに 指標が無くなれば道に迷う。

ヨーロッパの鳩は90%減少 モナーク蝶も80%減少が確認されてます。

磁場が弱くなり北極南極の極性の逆転ってことが77万年前にあったそうです。

そんな太古に人類もいなかったし 逆転が起るとどうなるのか、ちょっと怖い。

宇宙は無重力、無気圧、そして無磁力。

まだその研究は発展途上です。