強さの勘違い

人生で一番体力のある頃は、何でも出来る強い立ち位置にいて

自分のペースが一番良いと、効率の良い世界には弱者は無駄な存在だと

思いガチなのかもしれません。

自分が弱い立場になったり、人からの親切に涙したり、命をかけて守る大切なものを得たとき

初めて　やっと分かること、気付くこと、命の意味を知ることが

それこそが　本当の人生最高の強さだと思います。

たとえ健常者でなくても、表面には見えない心にどれだけ素晴しいものを持っているか。

高齢な方が　どれだけ多くの経験と知恵と寛大な許しを持っているか。

存在するだけで人の支えになる命があるということ。

上っ面しか見えない人間にならないように

辛い経験も人生の宝です。

人から親切を受けたとき　その分まわりにお返しをしよう。

気に食わない事があったら　相手の考えを想像してみよう。

それはそれで　自分とは違うんだと思えば良いし

もしかしたら　自分の為になることかもしれない。

学力より大切なことは沢山。

子供たちには　いろんな人と触れ合う場が

老人やら若者やら赤ちゃんやらが　

ごっちゃに集えるコミュニティって　これから必要なのではないかしらね。

多くの人のなかには　世代を超えて自分を理解してくれる人がいるものです。

幼いころに　それが経験できれば

この頃多い　自分勝手な殺人も減るのではないかと

思ったりしています。

我が家にいらした命の先生方です。