空を飛ぶもの
春風が吹き荒れる日が続いてます。
風が吹いて季節が進む。
空には不思議なものが舞い上がり‥…
弟君の撮った写真です。
UFO? ブラックホール?
傘だよ。
娘はメリーポピンズだと言っている。夢があるよね。
春の妖精か小さいオジさんが一緒に飛んでるかも。
ハマっている七十二候では、雁が北へ帰るころ だそうです。
雁(がん)は渡り鳥です。
津軽地方の民話には
秋に海を渡ってくる時、海面に浮かべて休むための小枝をくわえて飛んで来て
春に北へ帰るとき 同じ枝を拾って飛ぶけれど
春までに命を落とし 帰れなかった鳥の枝が浜辺に残る。
供養の為にその枝でお風呂を炊いて 旅人にふるまったというのがあります。
雁風呂。
実際に小枝をくわえて飛ぶことはないけれど
浜辺に落ちている木片をみて そう思いを馳せたのでしょう。
日本人の機微と優しさ。
そんなのが沢山 日本の民話にはあるんでしょうね。
う〜ん、やっぱり七十二候の本 素敵だわ〜。
散歩で小高い公園から川辺の千本桜を見下ろし
何を思う?