テリアと暮らす日々のかけら

人とお犬の健康うかがい

ハサミ研ぎ完了

研ぎに出していた犬用ハサミが仕上がって戻ってきました。

なので今日は犬の毛の話です。

 

犬の毛刈りはおしゃれに言うとトリミングですが

そんなの必要ない犬種がほとんど。

大抵の犬は夏毛冬毛で抜け変わるからです。

パグ等の短毛種でも短い毛がワサワサ抜けるし

柴犬やコーギーの抜け方は半端なし。

 

しかし中にはほとんど抜けずに伸び続ける犬もいて

その子達はトリミングが必要になってきます。

プードルやテリア系が代表ですね。

テリア達は一般的にはタワシのようにバリバリな剛毛。

もともと薮の中に獲物を追って行くため皮膚を保護するために剛毛になったのです。

強く良い毛が生えてくる様に専用のナイフで引き抜くという手入れをします。

ツヤツヤで体に張り付くようなウェーブが美しいとされます。

そこまで追求しなければクリッパー(バリカン)で刈っちゃいます。

 

プードルは水中から獲物を回収するので泳ぎやすく心臓を守るため

独特なスタイルにカットされてきました。

今はあんまり見ないけど貴婦人的な感じの型ね。

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プードルは歴史の古い犬種で毛色によって性格が違うとされています。

ざっくり言うと

黒=思慮深く体力がある

白=黒と同様に落ち着きがあり体力もあるが黒より甘えたがり

グレー=甘えん坊

後世につくられたブラウン、レッド、アプリコットは個体差はあるけど

あまり落ち着きなく自己中な感じです。

気質に毛色の遺伝子が関わっています。面白いですね。

こーんな話は山ほどありますが

マニアックなので今日はこれくらいに。

 

ではここでワンコクイズ

熊のように大きい犬からチワワまで 同じ犬なのにかなり体格が違いますが

体のある部分はそれほど大きさが違いません。

それはどこでしょう?

答えは明日に。