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テリアと暮らす日々のかけら

人とお犬の健康うかがい

汗の話

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8月になりました。

我が家のカレンダー 馬より大きい犬・犬より小さい馬って感じで

グレートデンとポニー、ひたむき感のあるポニーがかわいい。

これを見て大きさ以外に気がつくことがありますか?

そう、犬は暑そうに舌ヒラヒラさせてるけど ポニーは涼しい顔してるのです。

なぜなのか?

 

体温調節

動物の体温調節って人と違うんです。

汗かいて体温下げるのって常識ではない!

その芸当ができるのは人と馬だけなのだ。(+ネズミの仲間ちょっと)

 

汗は2種類ありまして 

・サラサラ汗で体温下げる

・匂い汗で個人の主張をする

汗腺のエクリン腺とアポクリン腺です。

匂い汗のアポクリン腺から乳腺が発達しているので

哺乳類には汗腺がある、哺乳類しか汗かきません。

哺乳類でもほとんどがアポクリン腺

しかも足の裏や肛門回りの体の一部にしかないのです。

だから汗をかくけど体温調節のためではないから

犬はハアハア口腔で蒸散 猫は暑くなる環境を避け、非常時は体を舐めて蒸散させます。

他の動物たちも 体温を上げない努力をし日中は日陰でなるべく動かず

最悪なら水に入ったり体を舐めたりして水の蒸散で体温維持。

 

体温調節に使う汗はエクリン腺の汗でほぼ水分です。

体温上昇すると血液からミネラル分と水分が汗腺に入り

ミネラル分は再吸収されて 水分とわずかな塩分が皮膚にでて蒸散する。

食習慣や生活習慣が悪かったり、ストレスでミネラル再吸収が上手くいかないと

ベタベタ汗になったりもします。

緊張して出る嫌な汗ってベタベタだもんね。

 

なんで人と馬だけ汗で体温調節が出来るんだろう。

馬は走る そのことで捕食獣から逃げる。

小動物のように巣穴に隠れることも出来ないのでひたすら走る。

その持久力を支えるのが 上がった体温の発散です。

犬と走るスピードに大差なくても その持久力は犬には太刀打ちできない。

発汗による素晴しいラジエーター機能。

人と違って体中に毛が生えてるけど

ラセリンという石鹸のような成分が汗に含まれていて

水と脂分が馴染みやすく体毛の表面にもさっと広がり 

優れた発汗能力があります。

競走馬は1レースでバケツ1杯、10リットルの汗かくそうで

それだけで10㎏減量だ〜

運動のための発汗なので 馬が暑い環境が得意というワケではありません。

 

で人間はなぜ汗をかけるか?

幾つか説があるけど納得できるものが見つからない。

極寒地でも赤道直下でも人類はほとんど毛がなく発汗機能に優れる。

人類はアフリカ大陸から始まったらしいから

その時期に効率よく生きるために何かあったんだろう。

人間は持久力が優れているのか?

マラソン選手なみの活動を皆がしていたのか?

謎だらけだけど その結果として現代人もたくさん汗かきます。

 

おまけ

イルカなんかの海の哺乳類の体温調整

海中ではむしろ体温を下げない方が優先です。

運動によって体温上昇した場合はヒレに血流を多くして

そこから体温を発散させます。

ウサギの耳みたいにね。